第111章 最後の全中
「#NAME1#ちーん、勝ったよ~」
『…お菓子ならホテル戻んないとないよ』
「え~」
「ほら#NAME1#っち!
こっちおいでッス!」
『犬が人を呼ぶな』
「だから犬じゃないッス!」
仕方ないと考えながら立ち上がって全員が笑顔(若干1名嬉し泣きしているが)でいるコートへと向かう
そうすると帝光の7人がハイタッチなのか片手を上げてきため、それぞれに笑ってからハイタッチをしていく
「そういや#NAME2#、頭大丈夫なのかよ」
『何そのあたしが馬鹿みたいな言い方』
「心配してやってんだよ!」
『アリガトー』
「ムカつく言い方だな、おい!」
「#NAME1#さんらしいですけどね」
『…ありがとう?』
「それは褒めてないのだよ」
「確かに、あまり良い意味ではないな」
『…テツヤだから許す』
「贔屓だ!」
そんな何気ない会話をして整列し、その後閉会式を行った
問題があった1年間はあっという間で、あとの中学生生活半年を満喫しようと決めた日でもあった
救えたなら、もう大丈夫