第9章 遊園地とは
『…へ?』
「俺にもお姫様抱っこできるじゃないか」
『う、うん
でもあたし重いよ、さっき青峰の顔めっちゃ赤くなってたし』
「どこがだい?
きっとそれは青峰の力が無かったとしか思えないんだが」
その言葉を聞いた瞬間に再びあたしに花が咲いた
『征十郎ぉぉ!
ごめん!さっきはごめんね!
軽いとか真面目に嬉しい!もう征十郎、超好き!
征十郎は力持ちなんだね!』
「そうか、それは嬉しいな
俺も#NAME1#のこと好きだよ」
『うん!
今度何かあったらまたキャッチしてね!』
「勿論だよ
だから#NAME1#、俺と「「リア充爆発しろぉぉぉぉぉぉ!!」」」
あ、ゾンビの存在忘れてた
『征十郎!
レッツ!ズガタカ、オヤコロ!』
「ズガタカ?オヤコロ…?」
あ、まだこの子開花してなかった
じゃあ違う…んーと、
『紫原、このままだとまいう棒ゲットできないから、その非リア充を蹴散らそう
緑間も行く?』
「俺は行きたくないのだよ」
「まいう棒!
どいてー、捻り潰すよ?」
またゾンビ固まっちゃったし
あ、また壁際に避けた
そしてその先には光が見えた