• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第61章 退院祝いパーティー





『あ、あずき美味しい』

「当たり前なのだよ」


今まであまり積極的に食べようと思って選んでこなかったがこれはこれで美味しいと、彼がすすめてきたあずきを食べ終える

次はどの味にしようと悩んでいると、同じくアイスを食べているテツヤがこちらを見てきた


「名前さんはアイス何を選んできたんですか?」

『全種類ちょっとずつ』

「それが1番っスよねー」

「オレこの期間限定のパンプキンマロン味おいしー」

『うん。それも美味しい』

「私このストロベリーチェリーが好き」

『え、これイチゴじゃなかったんだ?』


ピンクだからてっきりイチゴだと思っていたと、さつきが美味しいと言っているアイスを口に入れる

確かにイチゴ以外にもう1つ何か別の味がするが、さくらんぼを食べる機会が少ないせいでさくらんぼかどうかはわからない

このお店はそういうところを攻めているんだろうかと思いながらアイスを食べ進めていると、目の前に紅茶が置かれた


「名前、紅茶飲むかい」

『あ、ありがとう』

「冷えただろうから温かいの持ってきたよ」

『気にしなくて良かったのに』


確かに冷たいものを食べているせいか温かいものを欲しいと思っていたがベストタイミングすぎて驚いてしまう

征十郎はもう食べる気はないんだろうか、優雅に紅茶を飲んでいる

アイスを食べ終えて同じく紅茶を飲んでいるとみんな同じように食休みに入っているようだ。ただし2人を除いて


「ムッ君と青峰君まだ食べるの?」

「えー?まだ時間あるよねー」

「あと30分くらいあるね」

「じゃあピザ取って来るわ」

「オレもケーキ取ってこよ~」

「…あの2人を端にして正解なのだよ」

「ボクもうお腹いっぱいです」

「私も…」

「オレまだ食べれるけど…カロリー的に無理っスかね」

『野菜食べとけば?』

「いやっスよ!スイーツバイキングの最後がサラダなんて!」


まあ確かにそうだとまた1口紅茶を飲む

ふと緑間を見たが彼はやはりお汁粉を飲んでおり、1人でどれだけ飲んでいるんだろうかと笑ってしまった






/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp