• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第61章 退院祝いパーティー




そんなどうでもいいような会話をしながらエスカレーターを上がっていくとレストランフロアに辿り着く

予約をしたさつきが先陣切って声を掛けに行ってくれたのでそれを後方から見守っていると、店員さんが案内を始めたのでそのまま席に座った


「オレたくさん食べるから端っこがいいなー」

「オレ名前っちの隣がいい!」

『パス』

「ボクそんな出入りしないの真ん中でもいいですよ」

「じゃあ私テツ君の隣がいい!」

「どこでもいいのだよ」

「なんでもいいがとりあえず座ろうか」

「じゃあオレ名前っちの隣―!」

『…仕方ないなあ』


よく食べそうな大輝と紫原を向かい合うように端に置き、紫原の横に征十郎が座った

さつきがテツヤを引っ張ってに向こう側に座ってしまったので、空気を読んだあたしは征十郎と涼太に挟まれるように座る

向かい側はさつき、大きいのが正面同志になっているがバランス的には悪くないと荷物をカゴに置く

店員さんからの説明を聞き、制限時間内なら食べ放題という事実に紫原の目が輝く。説明が終わった瞬間に、彼と大輝は飛び出していった


『飛び出しても制限時間は変わんないんだけど』

「名前っち飲み物取り行こ!」

「テツ君!何あるか一緒に見に行こうよ!」

「はい。もちろんです」

『緑間何飲む?』

「お汁粉に決まっているのだよ」

「あるかなお汁粉…」

『なさそうだけどね』


そんなピンポイントであるんだろうかと思いながら涼太と一緒にドリンクバーへ向かうと、既に大輝と紫原がお皿を両手に持ち、はみ出てかつ高さが出るくらいスイーツやら料理を積んでいる

まったく予想通りだと笑いながら彼らに飲み物を何にするか聞き、種類豊富なドリンクコーナーへと来た






/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp