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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第108章 CLUB GLAMOROUSです







さらに征十郎のお父さんが帰ってから、終了まで1時間ちょっとという時刻になった

ある程度他校の生徒もこの時間に来るようで、チラホラ高校生や同年代の中学生が見えてきた


だからと言って、こんなことをしていいと思ってんのかゴラ




「ねーねー、バスケ部の聖母の#NAME1#ちゃんだっけ~?」


『ええ…そうですけど』


「このままどっか出掛けなーい?
何でも奢るよ~?」


『学校の行事なんで…』


「そんなこと言わずにさー」



…こいつの腹、大輝みたいに殴っちゃダメかなぁ

ナンパとかいくらあたしが可愛いからって怒っちゃうぞ…あ、気持ち悪い


自分で言ったことに嫌悪感を抱いたが、とりあえず顔には出さないよう極力頑張る




『!!』


「ねー?行こうよ~」


『(気持ち悪い…)』



相手の右手があたしの太ももをまさぐってきて、すごい気持ち悪いという気持ちに押し潰された

殴りたいけど問題起こしたくないので我慢我慢




「…ね?」


『だから、行事の一環なので』


「いいじゃん。バックレちゃおうよー」


『…あの』


「やめてください」


「あ?」『…テツヤ?』


「女性の嫌がる人はしないで下さい
うちのクラスは模擬店であり、本物のお店ではありません」


『(…テツヤの言ってることよく分からないけどカッコいい!)』


「ひょろいのが出てくんじゃ
「#NAME1#ちーん、黄瀬ちんがね~?」」


「…でけぇ」



ナイスタイミングで出てきた紫原に驚愕している仮にもお客様を見ながら手元にあったジュースを1口飲む

いや本当に紫原が出てきたタイミングがナイス過ぎて狙ってたんじゃないかってビビるほど











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