第108章 CLUB GLAMOROUSです
『…え』
「ってことだからよ。揉んでいいか?」
『死ね
てか離せ』
「だから言ってんだろ」
『…ったく
人が居ないからって何しようとしてんだよ 』
「お『言わなくていいから』」
スゥッと息を吸ってなるべく大きな声が出るように酸素を取り込む
大輝は何を考えているのか分からないのか、頭上にクエスチョンマークを浮かべながらこちらを見ていた
『涼太ぁぁぁぁぁぁ!』
「うるせっ!」
「呼んだッスか!?」
『あ、来た。助けてー』
「青峰っち何やってんスか!?」
「…本当に来んのかよ」
『わんこだから』
「俺の#NAME1#っち取っちゃダメッスよ!」
『あたしは物じゃないんだけど』
いや、まさか本当に涼太が来るなんて思ってなかった。うん
適当にわんこだからって呼んだんだけど…恐るべし忠犬
ふと力を緩めた大輝の手から手首を自由にさせて、鳩尾にパンチを1つ喰らわす
「痛ぇよ!」
『大輝が悪い』
「そうッスよ!」
「…何をやっているのだよ」
『あ、緑間。お帰り』
涼太と大輝と共にギャーギャー騒いでいると、昼ご飯を抱えている緑間が帰ってきた
スーツに焼きそばとかのパックが合わなくて、吹きそうけど我慢したあたし偉い←