第108章 CLUB GLAMOROUSです
「…お前緑間扱うの得意だよな」
『おは朝が絡んでいる時だけな』
後頭部をわしゃわしゃ掻きながらイスに座る大輝の隣に座ってあくびを1つする
午前中だけでこれだけ疲れるってどういうことなんだろう
去年の赤司無双伝説に連れていかれたのよりヒドイよね
『あ~、本当疲れたな』
「#NAME2#すげぇニコニコしてたもんな」
『頬がつるかと思うくらいな』
「いつもあんぐらいニコニコしときゃ少しは女っぽく見えんじゃね?」
『そもそも女子なんだけどー?』
「どこがだよ」
『はぁー!?
あたし男子だったら絶対バスケ部入ってるからね!
そんで大輝に絶対勝つから!』
「ハッ、お前じゃ無理だろ」
『勝てる』
「無理だろ」
『テツヤには勝った』
「…影に勝ってどうすんだよ」
『あ』
あ、そうか。影倒すんじゃなくて光倒さなきゃダメなのか
…あれ、でもバスケ部の1軍に勝てるって一応すごいんじゃないの?
頭を抱えるほどではないが悩んでいると、頭上から声がして顔をあげる
そうすると大輝の顔が目の前にあって、ドキッとした