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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第60章 訪問と進路





『うわ…』

「パンフレットの量がすごいですね」

「名前ちんが入院中にも推薦たくさんに来てたもんね~」

「オレたちよりも多いんじゃないっスか?」

『そんなことないでしょ』

「さすがはバスケ部の聖母だな」

『その言い方はやめろ』


退院してから初めて学校へと登校し机の中を片付けようと中を見ると、高校の資料が大量に入っていてびっくりした

もう誠凛に行くと言ってしまった手前今更変える気はないが、どこが来ていたのかは気になったので1つ1つパンフレットを見る


『…ふーん』

「オレそういう堅苦しいの無理なんだよな」

「それは青峰君だけでしょ!」

「うるせぇよ!」

「苗字、進路希望調査を今すぐに出せと先生が言っていたのだよ」

『何あの担任、鬼畜』

「確かに来てから次の週に出せっつーのは…鬼畜っスね」


まあ大体どこでも行けるだろうとパンフレットをガサガサ漁っていると、誠凛のパンフレットに付箋が貼ってあることに気が付く

日向さんと伊月さん、リコさんかららしきメッセージが書いてあった。何これ嬉しいと頬が緩む


「名前っち一緒に海常行こ!3年間同じクラスなんスから、運命っスよ!」

『却下』

「じゃあ桐皇来いよ」

「そうだよ名前ちゃん!一緒に行こ!」

『ぐ…ごめん。さつき』

「対応違くないっスか!?」

「あー、じゃあ陽泉おいでよ~」

『遠いよ!?』

「ならば秀徳に来させてやってもいいのだよ。東京だ」

『緑間は理事長か何かなのか、おい』


緑間まで便乗するとは何事だと考えながら征十郎とテツヤは悪ノリせず笑って見ており、やっぱこのメンバーは賑やかだなと復帰早々笑顔になった






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