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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第108章 CLUB GLAMOROUSです







『えっと、どこのテーブル?』


「あそこんとこ」


『あれって…』



ボーイ役の男の子に指さされた場所にはそれなりに見慣れた人が座っていて、逃げたい衝動に駆られた

仕方ない。と言い聞かせてカツカツヒールを鳴らして近付いて行くと、彼は吹いて笑いだした




「#NAME1#ちゃ、その格好…ブハッ!」


『笑うなら指名するな』


「だって#NAME1#ちゃんが隠したがってたからさー
気になって今年も来ちゃった☆」


『来るなって言ったのに…』


「そう言われると来たくなるもんっしょー!」


『今年もぼっちですか?和成くん』


「去年も今年も友達と来たんだけど!?」


『その友達は?』


「カレカノの邪魔したくないってどっか別の場所行っちゃったー☆」


『カレカノォォォォ!?』


「しー!#NAME1#ちゃん声でかい!」


『あ、ごめん』



カ、カレカノってあれだよね。彼氏彼女の略だよね
つまりカップル(リア充)ってことで捉えていいはずだけど…

ちょっと待てそれあたしと和成がことになってる!?




「#NAME1#ちゃん慌て過ぎて考えてること丸分かりなんだけど…ブフッ」


『リ、リア充なら爆発してきます』


「ブフォッ!爆発って!」


『あたしはソロ充でいいんだ』


「ソ、ロじゅブハッ!」


『…大丈夫?』


「ヒー、笑いすぎて腹痛い」



そう言って腹を押さえる和成の背中をさすりながら呆れた視線を送っておく

CLUBでまさかの大笑いされるなんて誰が思ってたのだろうか











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