第108章 CLUB GLAMOROUSです
『…うん』
これでいい…かな?前言われた通りに武器(胸)も寄せたし←
て言うか本当に何て格好してんだよあたしは
「#NAME1#、終わったー?」
『終わった、けど…』
「じゃあヘアメイクやるから来てー」
『う…うん』
「「「キャァァァァ!」」」
『!?』
「似合ってる!似合ってるよ!」
「いつもとは全然違うよ!」
『それいつもは不細工って言いたいの!?』
「もー、すごい色っぽい!」
『嬉しくない…』
はぁ…と溜め息を吐いてヘアメイク担当の子の所へと向かう
今年のクラスの帝光祭での出し物すごすぎるだろ。去年と一昨年より明らかにレベルが違うんだけど
「#NAME1#色っぽくなってるじゃん!
それで髪型なんだけど、前と同じく巻いてからゆるく横で結んでくから!」
『もうどうとでもなれ…』
「#NAME1#ちゃん!」
『あれ、さつき?
メイクしてるせいか、イメージが…』
「すっごく似合ってるよ!」
『あー…ありがと
さつきもすごく似合ってるよ』
「ありがと!
その様子だと、まだ時間かかるよね…」
『そうなの?』
「メイクまだでしょ」
「そっか…じゃあ私先にクラス戻ってるね!」
『うん。あとでねー』
さつきは水色のミニドレス(膝上)なのか…できたらあたしもそっちの方がまだマシだったかな
スキップしながら去っていくさつきは巻いている髪をゆらゆらと揺らして、ヒールで転ばないかどうか見ているこっちが不安になった