第108章 CLUB GLAMOROUSです
表舞台担当の男子が着替える服を持って更衣室へと向かっておよそ20分
戻ってくる男子がイケメンからさらにイケメンに変化していたりしたせいか黄色い声(なぜ黄色かは知らない)がかなりしていたのだが
けれどもキセキの世代が帰ってきた瞬間はさらにすごい
「「「キャァァァァ!!」」」
「黄瀬くんすごいカッコいい!」
「み、緑間くんだってメガネ萌えだよ!」
「青峰くんワイルド!」
「それよりも紫原くん!
いつもとのギャップがカッコいいじゃん!」
「何言ってるの!
テツくんのスーツなんてレアだよ!?
バスケやってるときとはまた別のギャップが…」
『あー…うん。すごい
て言うかさつき、混じるな』
髪もセットしている姿は見なかったから写真だけだったけど、やっぱり直に見るとカッコいいなぁ
そう思って見惚れていると白スーツを着用している奴が帰ってきて、黄色い声がさらにあがった
「キャァァァァ!!」
「赤司様カッコいい!」
「さすがオーナー役!」
「もう、死んでも本望…」
「「「うんうん」」」
『死ぬなよ!』
「テツくんカッコいい…」
『さつきもテツヤから離れる!』
確かにイケメンだけどね!?
いつもより全員数倍イケメンだけどさ、開店までそんな時間ないんだから急げよ!
とりあえず次は女子が着替える番なので舞台担当の女子を押して衣装を持たせて更衣室へと行こうとする
『征十郎でラストだよね?』
「ああ、もう居なかったね」
『さつき!ほら、行くよ!』
「じゃあねテツくん!
とってもカッコいいよ!」
「あ、ありがとうございます」
『じゃあここ頼むから!
メイクとヘアメイク担当も着いて来てー!』
「はーい!」
この忙しさまで楽しいと思ったのか、あたしはいつの間にか笑みを浮かべていた
けど、あの格好を人前するのは嫌だ