第106章 修学旅行3日目
そのまま適当にぶらついてから数分
さつきが急に立ち止まったため釣られて立ち止まると、こちらを見て質問をしてきた
「ねぇねぇ集合時間って何時間後?」
『…何時間後?』
「確か分かれた時間から2時間後に付近の駐車場なのだよ」
「あぁ、その間に昼食とお土産を買うのを済ませろと言っていたね」
「…お土産買いに行きますか?」
「俺お菓子買いた~い」
『ここまで来てお菓子…まあ紫原らしいっちゃらしいけど』
どっかに大量にお土産が売ってる場所にあるのかと辺りを確認するためキョロキョロすると、見知らぬ同い年くらいの男の子と目があって何事かと思った
キセキの世代の誰かでも見てたのか…それともさつきでも…美人だもんな
「あっちから甘い匂いがする~」
「相変わらず紫原の嗅覚すげぇな」
「いつの間にかね~」
『甘い匂いって…この通りかなりお菓子系のお店あると思うんだけども』
「とりあえず行ってみるのだよ」
「あっち~」
「ムッくんが走り出した!!」
『ちょ、はぇぇぇぇぇ!!』
「待て紫原ぁぁぁ!!」
「青峰くんまで!」
「青峰っち待ってー!」
「黄瀬も走り出したのだよ!」
「急ぐぞ」
『…おう』
急に走り出したのだ3人を追いかけてそれなりにいる人混みの中を泳いで追いかける
…修学旅行にまで来て何やってんだあたし達は