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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第105章 修学旅行2日目








「#NAME1#っちー!」


『…京都でも大型犬は健在』


「わんこから進化したッス!」


『でも離せ』


「俺と#NAME1#ちんで喋ってたんだから、入ってこないでよね~」


「俺の扱いって…」


『わんこ』


「ひどいッス!」



修学旅行までこいつはわんこなのか。て言うかそれでいいのか

それよりも、こんな女子だらけの所で涼太(一応モデル)に抱きつかれたら世間の敵になるのでは!と不安に思ってとりあえず脇腹を殴って離れてもらった←




「…黄瀬くんはどうしたんですか?」


「黒子、大方いつものことだろう」


「人前ということを少しは恥じるべきなのだよ」


「緑間っち、そんな人いないじゃないッスか…」


『十分多いわ』


「そろそろ強制わいせつで逮捕されてもいいんじゃないですか?」


『…さよなら涼太』


「ちょ、ヒドイッス!」


『…まあ、いいや
お守りは買えたの?』


「当たり前なのだよ」


「そうだね。しっかり買えたよ」



本当、真面目に征十郎は誰に恋のお守りを買ったのかわくわくしている

だがそんなことを聞く勇気なんかはないので何もなかった見なかったということにして置こうと思う




『…あれ』


「どうしたんですか?」


『なんか今、胸がもやっとした』


「「「「「!」」」」」


『胃もたれとか…かな』


「…#NAME2#、それはないのだよ」


『えっ』


「赤司くんも、苦労してきたんですね」


「…かなりな」


「#NAME1#っちそんなところも可愛いッス!」


『あー、はい。どーも』



いつも通り棒読みヒドイッス!とか言っている涼太を引き剥がしながらもやもやする胸元に手を当てる

それはきっと、実ることがないもの












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