第9章 遊園地とは
「#NAME1#、どうしたんだい?」
疑問に思ったことをぽつりと呟いたのを征十郎は聞いていたのか、疑問を投げ返してきた
あれ、征十郎って頭良くなかったっけ
『え、あ、周りが見えないから分からないんだけど
襖とかシャッターみたいに、ずらしたり持ち上げたりしたらどうかなぁーって思いまして…』
あ、なんであたし敬語で喋ってんだろ
まあ良いんだけど
「やってみる価値はあるな
緑間、青峰、試して見てくれ」
「まいう棒…」
紫原、空気読め
今お前のために3人頑張ってるんだ
「#NAME1#ちゃん頭良いね!
私そんなの全然思いつかなかったよ」
『さつき、あたしの頭はそれほど良くない』
2回目の中学生だが、分からないものは分からない
あ、けど前世よりはすっごく成績良いけど