• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第57章 最後の全中





そんな様子を見ながらひとまず開会式が無事終わったことに肺にある息を吐き切った


「はー、おなかへったー早くおやつ食べたいー」

「まだ開会式が終わっただけなのだよ」

「その会話、去年もしてましたね」

『そんだけ何も変わってないんでしょ』

「良い事…なのか?」

『良い事良い事』


本来なら彼らはバラバラになってチームワーク無かったからなぁと記憶を引っ張り出す

そんな風にならなくて良かったと笑い合う彼らのことを見る
すると後ろから地響きのような音がして何事かと振り替えると、カメラを持った人の軍団が走ってきていた

そうだ開会式が終わって安堵していたがインタビューが残っているんだと、また心臓が動き出す


「インタビューよろしいですか!?」

「3連覇達成に向けて一言!」

「新監督の聖母さんは…」

「名前ちゃんすごい人気!」

「キセキの世代よりすごいです…」

『優勝します!キセキの世代の名に懸けて!』

「では、他に練習のことなど…」

『あ、それは真田コーチに聞いてください』

「わ、私か!?」


とりあえず押しよってきたマスコミはコーチに押し付け…いや、対応してもらってキセキとさつきの様子を見る

征十郎以外は慌てながらコメントしており、中学生らしいなあと笑う

どうせ優勝しなければ使われないコメント
そして優勝した後にコメントを求められるし、今でなくてもいいだろうと「それはコーチに」という魔法の言葉を使わせてもらった






/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp