第104章 修学旅行1日目
『…いないな』
「前にもこんな話したよね!
遊園地で!」
『ああ、1年生のときのね』
懐かしいね。と言ってさつきの表情を見るが、どちらかと言うとテツヤにころっと落ちた2年生の方が印象強いらしい
…恋すごーい
「あれから#NAME1#ちゃん何か変化あった?」
『髪がオレンジ色に変わった』
「そうじゃなくて、恋!」
『興味ない』
「え~、せっかく女子2人なんだから恋バナしようよ!」
『そう言われても…恋ねぇ』
「じゃあ私なんだけどー」
『あ、それは知ってるから大丈夫』
テツヤに惚れた理由も、テツヤにどれだけ惚れてるかもねー。と呟いてにっこりさつきを見ながら笑う
そうするとさつきは顔をボッと赤くさせながら何か言い訳をしだした
『今さら言われてもそうそう困るんだけど…』
「だだだだだって!」
『あれだけアプローチしてれば分かるよ』
「でも#NAME1#ちゃんならいい!」
『いいんだ!?』
「うん!」
『はぁ…』