第104章 修学旅行1日目
ふと周りからかなりの視線を注がれていることに気付いて周囲の確認をしてみる
「あれってモデルのキセリョじゃない!?」
「キャー!!イケメン!」
「…帝光中のあいつらって、キセキの世代じゃね!?」
「マネと監督まで居んじゃん!」
「(…でけぇ)」
「イケメン…」
「美人…」
『…相変わらずすごい人気だね
涼太なんか名指しされてんじゃん』
「そっスか?
桃っちも#NAME1#っちもマネージャーとか監督で名前出されてるッスよ?」
『あたしのは冷やかしだろ』
こんな美形と一緒に歩いていたくないと思って後ろの方を歩いているテツヤの横に移動する
あたしの気持ちが分かったのか、テツヤは苦笑いしながら大変ですね。と言って来た
「見ろあの軍団!キセキの世代だ!」
『…大声で言うなよ』
「僕は気づかれてもないですから」
『幻の6人目だもんね』
「てかあのピンク色の髪の女って噂の美人マネージャーだろ?」
「…桃井さんもすごいですよね」
『男子からは不動の人気』
学年でもレベル高い方に入るからねー。とテツヤに説明すると少々びっくりした表情を見せてくれた
…と言っても目が少し見開かれたくらいなんだけど