第102章 模倣
「…できた。青峰っちのコピー!」
「おめでとうございます黄瀬くん」
「#NAME1#っち!
約束通りほっぺにチューッスよ!」
「「「「「!?」」」」」
『今度ねー』
「い、今じゃないんスか!?」
『公開処刑させる気か』
そんなことさせる気ならほっぺにチューじゃなくてほっぺをガブッと噛むぞと付け足すと今度で良いと仕方なく納得する顔を見せる涼太
そもそもこんな6人の前でほっぺにチューしろって言う方が無理なこと言ってるだろうが
『さて、再開するよー
大輝のチームのボールからね』
「まだやるんスか!?」
『はじめー』
「無視ッスか!?」
「青峰、こっちにパスをくれ」
「3Pで返すのか?」
「当たり前なのだよ」
『あと5分で終わりにするねー』
「だいぶ早いね~」
『目的は達成したからね』
「紫原っち!
守って守って!」
「ミドちんの3Pとは外れないし、いいでしょ~?」
『いや守れよ』
「ほら、入ったじゃ~ん」
『じゃ涼太チームのボールでゲーム再開して』
その中に居る大輝のバスケが楽しいということがとてもよく分かる表情に安堵の溜め息を吐く
…これで、もう大丈夫かな?