第101章 GLAMOROUS
『あと誰か居る?』
「テツくん!」
「やっぱり!?
黒子くんだよね!」
『…影薄いのがホストやっていいのか?』
「だって黒子くんカッコいいじゃん!
この間ハンカチ落としたとき拾ってくれて…その時微笑んだ笑顔に萌えた!」
『ギャップ萌えか』
テツヤって意外に人気あるんだなぁと思い驚いてい本人の方を向くと、表情に出すほどにビックリしたのか目を大きく見開いていた
そのように感情を表に出しているのを見るのは久しぶりで、少し懐かしい感覚がした
『…あとはくじで良いのかな』
「そうだね
あと実行委員を決めてくれないかな」
『あー…、じゃあテツヤと三津さんで』
「僕ですか?」
「よし、頑張る」
『三津さんはさっきの姉御肌でいいかなーと思って、テツヤは話聞けそうなのがテツヤしか居ないから』
「その通りなのだよ」
『んじゃ、決定
くじ作るから、さっきの前半じゃなきゃダメな人と推薦された人以外来て下さーい』
もうこのクラスの団結力すごいと確信して黒板に寄り掛かる
ブレザーは汚れても別に大丈夫(叩けば)
それよりも何か疲れたし。て言うか学級委員どこ行ったんだよ
クラスのことなんだから仕事しろ仕事
「邪魔なのだよ」
『悪かったな』
「もう少しこちらに移動したらどうだい?」
『んー、そうしとく
緑間がうるさいし』
「お前が頼んだ仕事ができないから怒ってるのだよ!」
『まあ、大丈夫
ある程度頭には入ってるよ』
少々休憩したところで肩を回してだるさを取ろうとするが意味なかった
ああもう本当、生徒会ってめんどくさい