第101章 GLAMOROUS
合宿も無事終わって修学旅行!
と行きたいところだが、その前に一仕事ある
…今年もこの時期がやってきたよ
『帝光祭で何やるか決めたいんだけど、意見ある人居るー?』
「はいはいはい!
野球拳を『他』」
「そうだなぁ…お料理教室」
『料理苦手な方がたくさん居ます…』
「喫茶店とかやりたいなぁ」
『緑間、喫茶店って書いて』
「了解なのだよ」
「甘い!甘いわよ!」
『…は?』
そう言って立ち上がったのは姉御キャラの女子(ちなみに名前は三津さん)
あたしをビシリと見つめていて、少しビビっていると口を開きしゃべり出した
「このクラスにはキセキの世代と言うイケメンが居る!」
『え、あ、うん』
「さらに女子も桃井ちゃんに#NAME2#と言う人が居るでしょう!」
『あたしもなの!?』
「さらにこのクラスの顔面スペックは高い!」
『否定できない』
「じゃあ何するかって、大人になってもできなさそうな仕事よ!」
「…#NAME2#、嫌な予感しかしないのだよ」
『あたしもそう思ってる』
全員が三津さんを見つめゴクリと息を呑む
その中でも唯一征十郎は1人内容を見透かしたのか気にしてないようだけど
てか仕事しろよ
「てことでホストにキャバ嬢、クラブを提案する!」
『だとさ』
「…嫌な予感が当たったのだよ」
『…まあ、今年は占星術の方行くなよ』
「そのつもりなのだよ」
『さて、他に意見は…ない、よね』
「野球拳が『多数決取りまーす…ってまあ、クラブだよ…ね』」
「やった!」
『とりあえずお店の名前を決めよう
緑間、メモよろしく』
「了解なのだよ」
「去年黄瀬のクラスは艶仁知だったよな!」
「そッスよ
新しい知性とか意味わかんないッスよね」
涼太と男子が話しているのをよそに適当に案を聞いていく
ちなみにその案に共通しているのはクラブが付いていることだ
「禁断の愛とか…いいよね」
「萌えだね!」
『おい』
このクラスって微妙にオタクが多いよね
あたし的には嬉しいけど