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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第99章 髪質









「あ?お前ら何してんだ?」


『ミーティングと言う名の遊び』


「…青峰が戻ってきたと言うことは、そろそろみんな戻ってくる頃か
…横髪が邪魔だな」



大輝が外周(実は今までの時間ミーティングだった)から帰ってきてあたし達の状態を見て驚愕とまでは行かないが呆れ驚いていた

…まあ、こんな状態なら当たり前か




「前髪も邪魔だな。切るか」


『…うん?征十郎、それはあと1年と半年くらい早い』


「…髪を切るのにかい?」


『う、うん』


「仕方ない
#NAME1#が言うなら切らないでおこう」


『(いいのかよ!)』


「それより赤司達なんで全員前髪上げてんだ?」


「暑いからです」


「青峰っちもどうッスか?」


『あー、それは…無理かなぁ』



涼太の言葉にあたしが返すと疑問に思ったのか全員が大輝のおでこを見た

それを見た瞬間納得したのかうんうんと頷く人がほとんどだった




『大輝は元々おでこ出してるから…結べないんだよね』


「…青峰っちKYッス」


「何でだよ!」


「黄瀬ちんの言うとおりだよ~」


「青峰くん以外みんな結んでますからね」


「青峰くん前髪伸ばせばいいのに」


「今の以外は似合わないのだよ」


「緑間に同意だな」



…酷い言われようだな。普段通りの髪型してたら空気読めないって言われ伸ばせと言われば似合わないと言われ…ドンマイとしか言いようがない

とりあえず大輝に同情してから立ち上がって練習の準備を始める。が




「待て#NAME2#!」


『み、緑間ぁ!?』


「お前は今日俺のラッキーアイテムなのだよ
だからここから極力移動するな」


『…無理だろ』


「せめて体育館の中に居るのだよ」


『いやその中に居るじゃん』



何なんだコイツと突っ込んでからパッと思い出してポケットを探り緑間の髪につける




「…何なのだよ」


『オレンジってたくさんあったなーと思って、ヘアピンを』


「…フン。悪くはないのだよ」


『てことであたし動いてもいいよね!』


「当たり前なのだよ」



内心ガッツポーズをして練習の準備を始める

ちなみにそのときの緑間は機嫌が良かった












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