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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第53章 修学旅行 後編





その後、恋のお守りを買いたいという涼太とさつきの強い意見により、授受所にやってきた

そこには恋愛はもちろん色々なお守りが並んでいる


「片思いに両思い、好きな人がいない人用、健康に勝利に…テツ君のためにはどれにしようかな!」

『片思いにオススメなのは、この3つのお守りみたいだよ』

「名前っちはどれ買うんスか?オレとペアの両思いお守り買ってもいいっスよ!」

『じゃあこの受験必勝守りを』

「…恋愛じゃないんスね」

「青峰にはこれがいいと思っているよ」

「あ?赤司からなんて珍しいな…成績向上守りだと?」

「確かにこのままじゃ高校行けかもしれないもんね~」

「だから最初んとこで願ったんじゃねーのかよ」

「買っておいて損はないと思うけどね」

「…ったく、仕方ねーな」

「オレは勝守を買うのだよ」

「…緑間君。真似しないでください」

「オレは最初から決めていたのだよ!」

「すいません。これ下さい」

「先越されたのだよ…!」


恋守りを買っているのがやっぱり涼太とさつきだけだなぁと考えながら受け取ったお守りをバッグにしまい混んでいる授受所から抜ける

好きな人がいない人がそのお守りを持てばいい出会いがあるんだろうかと考えながら周りを見ると、恋の神社だけあって女性が多いことに気が付く

そしてその女性たちがキセキ達を見てこそこそ話をしているのにも今さら気が付いたが、彼らは中学生
ナンパするのはやめてほしいと考えと思っていると、紫原が手で仰ぎながらこちらに歩いてくる






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