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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第98章 心理戦









「テツくんすごい!」


「ありがとうございます」


『…でもさ、大輝が交換してくるの分かってたなら、あらかじめ当たり取って断っても結果変わらなかったんじゃない?』


「普段あげてるのに、交換しないのは不自然じゃないですか」


『…よく考えんなぁ』



ここまで来ると気持ち悪いくらいだよと呟いてまたアイスを口に入れる

まあある意味気持ち良いんだけど




「#NAME1#ちん、デザートのおかわりは~?」


『後少し残ってる』


「全部食べてもいい~?」


『…腹壊さない程度にしてね』


「分かった~」



そう言って去っていく紫原はオーラと一緒に花が見えた気がした

幻覚…だよね?




「#NAME1#さん本当にお母さんみたいですね」


『ああ…昼間の』


「さすがは聖母様!」


『だからそれやめてって言ってるじゃん…』


「聖母か…俺はどちらかと姉みたいな感覚がするよ」


『頼りない姉としっかり者の弟な』


「どっちにしても年上だね!」


『…こんな子供と弟は嫌だ』


「まあ、そうかもしれないね。それよりも訂正すべきなのは、頼りない姉かな」


『…さっきの?』


「#NAME1#は十分頼れるさ」


『、』


「何々~?何の話ー?」


『…家族、かな』


「まあこの話は置いておき、#NAME1#と桃井は風呂に行ってきたらどうだい?
片付けは俺達がやっておく」


「あ!そうだよ#NAME1#ちゃん、急がなきゃ消灯時間になっちゃう!」


『あーうん。じゃあ言葉に甘える!』


「じゃあ、おやすみ」


「おやすみなさい」


「おやすみ~」


「おやすみ!」


『うん。おやすみ』



そうして肝試しであるデザートの当たり争奪戦は幕を閉じ、同時に合宿1日目は幕を閉じた












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