第97章 肝試しなんてレベルじゃない
「#NAME1#、そろそろ全員食べ終わっただろう 持ってきてくれ」
『あいよー』
「#NAME1#ちゃん!私も手伝う!」
征十郎の言葉にクエスチョンマークを浮かべる人が多い中、とりあえず準備していたものを取りに行く
その持ってきた物を長いテーブルの上に規則性が無いよう置いていき、後はさつきに頼んだ
『はーい。じゃあこれから手作りのデザートがあります』
「#NAME1#っちの手作りッスか!?」
『うん。涼太いい質問したね この中にはあたしが作ったデザートと、さつきこと桃井が作ったデザートがあります』
「「「!?」」」
『ちなみにさつきのは7割、あたしのは3割です
征十郎、あとよろしく』
「ああ。そこで選択肢が広いのを1年に譲ろうと思う その次は2年だ。各自取りに行ってくれ」
「ちょっと待て赤司ィ! さつきのしか残んなかったらどうすんだ!」
『だってこれは、去年とは全く違う肝試しだよ 残した奴はさつきのもう一杯ね』
「「「「「(去年の方が良かった!!)」」」」」
「#NAME1#ちんとさっちんが作ったのなら、見た目に違いがあるんじゃな~い?」
「それなのだよ!」
『制作は各自、盛り付けは全てあたしが担当しましたー』
「クソッ!」
机をダンッと叩いている大輝を見ながら選んでいる最中の後輩を見る
うん。早く決めろ