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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第9章 遊園地とは





うん、あのさ大丈夫とは言ったけど、うんうん。これはないよね


『最前列は…嫌かなぁ』


「良いじゃねーか!
最前列なんてそう易々と体験できないぜ?」


そしてその青峰の言葉に反応したかのように、ゴトリと動き出すジェットコースター


た、たたた確かに大丈夫とは言ったけど!
最前列とかマジ無理!
登ってるだけなのにもう気分悪くなってきた気がしなくもないんだけど!



「ほら、下向いてねぇで前向け!
急降下直前だぜ!」


隣りに座っている青峰に声をかけられて前を向いてしまった
あ、やっちゃったパターンだ



『っ!
ギャァァァァァァァ!』


我ながら何と言う叫び方だ!
女子力のカケラも何もないじゃないか!



「おい緑間、これは時速何kmで走っているんだい?」


「赤司、それは俺も知らないのだよ」


「お、お菓子が飛んでくぅぅ!」


「ムッくん!
ここで食べちゃダメ!」



征十郎、頼むから感心しないで
時速とか検索すれば多分出てくるから

て言うか紫原!
ジェットコースター乗っている中でお菓子食べるなよ!




『ギャァァァァァァァ!』


「髪が崩れちゃう!」


「め、メガネが飛びそうなのだよ」



そ、その通りだねさつき!
せっかくあたしの髪セットもしてもらったんだから…守らなきゃいけないんだけど、無理


緑間、お前の今日のラッキーアイテムはメガネだったよね
飛ばさないように気を付けて



『もう、無理…』













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