第96章 愛のこもったプレゼント
合宿まであと1週間ちょっととなった日、いつも通り体調管理チェックなどの書類確認をしている所に自主練中の涼太が抱き付いてきた
「#NAME1#っち!」
『抱きつくなって何回言えばいいんだよ』
「だって#NAME1#っち大好きなんスもん!」
『あそ』
「スルーッスか!?」
『浮気者に言われても困るし』
「#NAME1#っちと俺付き合ってたんスね!?」
『付き合ってねぇよ』
もうこいつ嫌だ。と呟いてゆっくり涼太の腕をほどいていく
…汗かいているわりには何かいい香りしてんな
何つーか…涼太の匂い?
「それより#NAME1#っち!
俺バスケ部入ってから1年経ったンスよ!」
『…ああ、そんな時期だったっけ』
「お祝いしてほしいッス!」
「ちょっと待て黄瀬ェ!
それなら俺らも2年経ってんだよ!」
『…はぁ』
「てことで#NAME2#、俺らのこともお祝いしろ」
『オメデトー』
「「棒読み!!」」
ギャアギャア騒いでいる涼太と大輝を見ながら溜め息を1つ吐く
それならあたしだって2年経ってるんだから、お祝いしてもらう身じゃないか