第95章 運命を怨むぞ
『でもさ、修学旅行より前に合宿があるよね』
「…来月は忙しいのだよ」
「合宿に修学旅行、それに帝光祭の準備…
赤司くん達生徒会はもっと大変なんでしょうね」
『去年の会計よりかは楽だと思うよ』
「ぶっ倒れてたもんな」
「運んだの俺だし~」
『…すいませんでしたね』
今年の合宿でも肝試しやろうかなーとおもいついてお化け役を誰にしようか考える
それよりももっといい肝試しがあるな
試すには十分かも
「#NAME1#さん、悪い顔になってますよ」
『え』
「何か企んでる顔です」
『まさか、企んでるわけないじゃん』
「そのまさかが怪しいのだよ」
『…まあいいや
征十郎、さつき、後で合宿の話あるから』
「ちょっと待て#NAME2#!
それ嫌な予感しかしねぇんだけど!?」
「俺も~」
「#NAME1#っち、何する気なんスか?」
『肝試し』
言った瞬間、お化けを苦手な奴らがピキリと固まった
ちなみに、その部類ではない