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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第52章 修学旅行 前編





「上がりだ」

「また赤司が1抜けかよ!」

『征十郎の無双伝説がまた更新されるね』

「去年の帝光祭以来っスね!」

「オレ赤ちんのおかげでその時お菓子いっぱいもらったんだよね~」

「紫原、早く引くのだよ」

「あ、ごめんごめ~ん」


本日から待ちに待った修学旅行。初日は新幹線乗って移動をする

朝学校に集合してバスで駅へ、その後新幹線で3時間ほど…その待ち時間涼太が持ってきたトランプで遊ぶことになったのだが見事に征十郎の勝ち抜けばかり


「そう言えば京都って胸のサイズ全国平均1位らしいぜ!」

「青峰君最低!」

『女子が居る前でそんな話するな』

「いや、女性が居る前のみの話ではないだろう」

「…気持ち悪いのだよ」

「峰ちんさいて~い」

「なっ、何でだよ!テツは気持ち分かってくれるよな!」

「…ボクもう、青峰君の影やめます」

「なっ…!黄瀬、黄瀬は分かるだろ!?」

「オレ名前っち一筋っスから!だから見た目なんて関係ないっス!」

『…それあたしが丸坊主になっても言える?』

「まる…もちろんっス!」

「とりあえず黄瀬君はどうでも良いです」

「…扱いヒドイっスねー」


胸のサイズランキングなんて何で修学旅行に行くのに聞かなきゃいけないんだよと怒りながら大輝に早く引けとカードを目の前に持っていく

特に何も考えず引いた彼はカードを引きながらまた何かを語り始めた






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