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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第51章 もうそろそろ出来る?





『そいえば、ゴリゴリ君の当たり棒が当たる確率って32本に1本らしいよ』

「…苗字、夢がないのだよ」

「桃井さんが倒れてて良かったです…」

『でも、テツヤはそれを2本当ててるんだよね…』

「地味なものに運がいいんです」

『分からなくもない』

「オレもよく当たるよ~」

「分母がでかいだけなのだよ」

「虫歯になるぞ」

『征十郎の言う通り。食べ過ぎると太…らないな』

「紫原君の場合、全部身長に行ってますもんね」

『…なんで太らないのかを教えてほしいよ』


基礎代謝が違うんだろうかとアイスを食べながら彼の顔を見ようとすると、顔を上の方まで上げなければならず首が詰まる

これがストレートネックかと、首の後ろを押さえた


『紫原、でかい』

「え~?仕方ないじゃ~ん」

『…まあ女子だと高い方なんだけどね』

「苗字ででけぇならさつきもでけぇんじゃねぇの?」

『さつきとは1cm差で、あたしの方が小さい』

「…へぇ」


オレから見ると全員小さいけどね~と言う紫原に怒りを覚えて脇腹をパンチする

だが特に意味はなかったらしく、いつも通り普通にお菓子を食べている紫原が横には立っていた


「そう言えばこの間女の子達から聞いたんスけど、理想のカップルの身長差は15cmらしいっス!」

「へー」

『じゃあ征十郎の身長あたしと理想の大きさ辺り何だ』

「…付き合うかい?」

『征十郎のファンに殺されるわ』

「でもそうなると、紫原君達探すの大変ですよね」

「え~と、193cm」

『…大輝と緑間くらいだね』

「オレの場合は180なのだよ」

「んじゃあオレもそんくらいか」


そんな背の大きい子いたかなあと考えるがバレー部に背の高い女子がいたかどうか微妙なところ

そもそも170超えればモデルみたいと言われるんだ。190はなかなかいないだろうと考える




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