第92章 虹色の卒業
「虹村さん、卒業おめでとうございます」
「おう。サンキューな」
さて話は1ヶ月くらい飛んで卒業式がやってきた
…虹村先輩って確かこれから大変な目にああうんだよね
ひったくりに迷子それに氷室さんとあったり…まあ大丈夫かな
『卒業おめでとーございます。虹村先輩』
「ああ」
あたしの言葉に空返事しながら緑間やテツヤの頭を卒業証書の筒でポカポカ叩いている虹村先輩
…そっちの方が楽しいのか?
「おめーらでかくなりすぎなんだよ
何㎝だ、ゴラ」
「だいたい190くらいだと思います」
「あー、俺も緑間と同じくらいじゃね?」
「200こえた~」
「180ちょいッス!」
「170くらいです」
「165…です」
「げ、赤司と10㎝切ったのかよ…
黒子はとりあえず#NAME2#とか桃井よりでかけりゃ大丈夫だ」
『160ピッタです』
「私も160くらいだから大丈夫だよテツくん!」
女子ではでかい方なのかと疑問に思いつつバスケ部で会話を繰り広げる
…もうすぐ3年生って自覚、ないなぁ