第90章 Happy Valentine
放課後の部活練習後、キセキと影を呼び出して例のマカロンを渡そうと試みる
だけれども何か照れがあり渡すに渡せず30秒が経過した
『えっと…』
「(#NAME1#ちゃん、頑張れ!)」
『ば、バレンタインのプレゼント…
紫原には2つ目になっちゃうけどもど、どうぞ』
「「「「「「・・・」」」」」
『渡すの遅くなったのは悪いと思ってる…あの、』
「#NAME1#っちぃぃぃぃぃ!
もらえないと思ってたからすごい嬉しいッス!」
「俺ももらえるとは思ってなかったのだよ…」
「はぁ?普通もらえんだろ
なぁテツ」
「僕ももらえるとは思ってませんでした」
「わぁ~、俺2つ目だー
やっぱおいっそ~」
「ありがとう#NAME1#」
『…別にお礼を言われるほどじゃない』
「本命ッスか!?」
『義理な、義理』
とりあえず目的の渡すということができたため安堵の溜め息を吐く
その時、どこかから来ていた緊張が解けた気がした
「じゃあ#NAME1#、帰ろうか」
「俺も一緒に帰る~」
「俺も帰りたいッス!」
「んじゃ俺も」
「俺も邪魔をするのだよ」
「僕もご一緒します」
「テツくんが行くなら私も!」
『あ、ごめん
今日用事あるから一緒に帰れないわ』
「「「「「「「!?」」」」」」」