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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第49章 合宿2日目





「名前っちのデレ来たっス!」

『ちょっと涼太抱きつかないで暑苦しい』


流石に運動した後に抱き着かれるのは嫌だといつも通り彼を引きはがしていると、不在だった大輝が汗だくで戻ってきた

いつもと髪型が違うあたし達の髪型を見て驚愕とまでは行かないが、彼は驚く


「あ?お前ら何してんだ?」

『ミーティングと言う名の遊び?』

「青峰が戻ってきたと言うことは、そろそろみんな戻ってくる頃かな」

「えーもう練習始まるの~」

「…確かにいざ視界に前髪がないと見やすいね。切ってもいいかもしれないな」

『…うん?征十郎、それはあと1年と半年くらい早い』

「髪を切るのにかい?」

『ほ、ほら似合ってるから』


だいぶ無理のある理由かもしれないが他に思い浮かばなかった

これで切ると言うならそれはそれで仕方ないと、彼の表情を見ているとなんだか驚いた表情をしている


「仕方ない。名前が言うなら切らないでおこう」

『え、いいんだ』

「それよりなんでお前ら全員前髪上げてんだ?」

「暑いからです」

「青峰っちもどうっスか?」

『あー、それは無理かな』


涼太の言葉にあたしが返すと疑問に思ったのか全員が大輝のおでこを見た

それを見た瞬間納得したのかうんうんと頷く人がほとんどだった


『大輝は元々おでこ出してるから…結べないんだよね』

「…青峰っち空気読めないっスねー」

「何でだよ!」

「黄瀬ちんの言うとおりだよ~」

「青峰君以外みんな結んでますからね」

「前髪伸ばせばいいのに」

「今の以外は似合わないのだよ」

「緑間に同意だな」


普段通りの髪型してたら空気読めないって言われ、伸ばせと言われば似合わないと言われ酷い言われようだと思うが笑ってしまう





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