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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第49章 合宿2日目




『…サラ、固?』

「今は固めてるんで、いつもよりはサラサラじゃないっスけど」

『禿げるよ』

「…えげつないっスね、ホントっスか?」

『知らん』

「あとは赤司っちと緑間っちっスけど…」

「あいつらの髪触んの怖くね?」

『えー全然平気だよー』

「それは名前ちんだからじゃないー?」

「赤司っちと緑間っちは?」

「赤ちんならあそこ~」


紫原が指差したところでは征十郎がさつきに今日の予定を教えているようだった

さすがに真面目な話のところには入っていけないなあと様子を伺っていると、こちらに気が付いたさつきが手を振ってくれたので近づく


『さつき、征十郎』

「名前ちゃん。おはよう」

「おはよう名前」

『うん。おはよう。話終わった?』

「ちょうど終わったところだよ」

『ほんと?征十郎に変なお願いなんだけど…』

「お願い?」

『髪撫でたいな』

「名前ちゃん珍しいね…そんなこと言うなんて」

「構わないよ」

『じゃ、失礼』


撫でようと手を上に持ち上げると征十郎に少し屈んでくれたのでそのまま髪を撫でる。彼の髪はサラサラであるが、何というか質も違って柔らかかった

本当すべてが完璧なんだなと考えながら彼の髪から手を離す


『ありがと。じゃあ戻るから朝ご飯よろしくー』

「…なんだったんだ?」

「…さぁ?」


後ろで2人がしてる会話を耳に入れながらさっきまで居た所に戻ると涼太がどうだったか聞いて来たため答える

しばらくするともう1人のターゲット、緑間が暗い表情で歩いてきた

なんだおは朝が最下位だったのかとみんなで心配しながら恐る恐る彼に話しかける




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