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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第48章 最後の合宿





「う…まず…ぐっ」

『あ、やっぱりテツヤが残った』

「わー、黒ちんおめでと~」

「心理戦で黒子はやはり強いようだね」

「そうですね。人間観察のおかげで比較的得意になりました」

『心理戦?』


何のことかと首を傾げているとテツヤと征十郎は説明を始めようとした


『あ、ならちょっと待って!』


パタパタと冷蔵庫に閉まってあるあたしが作ったデザートを取りに行き、トンッと長いテーブルに置く


『当たりが当たった人達、何はともあれおめでとう!てことでお祝いにあたしが作ったデザートをプレゼント!』

「うおお!苗字先輩太っ腹!」

『わかるけどウエストが太いみたいだからやめて』

「それはオレの分もあるのかい?」

『征十郎達の分もあるよ。元々多めに作っておいたからさ』

「じゃあボクももう1つ食べます」

『ただしもう1個食べたら倒れてる人たち運んでくれるかな。お風呂も入ってるし、このまま寝られても問題はないでしょ?』

「もちろんです!」


倒れてる奴らをあたし達が運ぶのは恐らく難しいだろうからちょうど良かったと思いながら多めに作っておいたのを出してきて食べさせる

緑間は座らせたが涼太と大輝はこのままでいいかと放っておき、席に座ってデザートを食べつつテツヤの心理戦とやらのことも聞くことにした






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