第85章 バスケ部の聖母
『とりあえず、征十郎に全て任せる
頑張って』
てことで、練習試合が組まれている中学校へとやってきた
別にキセキの世代が負けるはずがない相手なので、征十郎に作戦を任せる
『テツヤは後半から出てもらうから、それまでに柔軟しておいてね』
「はい」
『見ろよ…帝光監督、女だぜ』
『変わったって噂だったけど、ありゃあ負けんな…』
「あ、あの…#NAME2#さん…」
『ふ、ふふふふふ…』
相手校の観戦者達の声が聞こえてきて、奇妙な笑いを繰り出す(自覚済み)
今、誠凛の監督の気持ちが分かった気がする…
『征十郎、涼太、緑間、大輝、紫原
ブチのめさないと、ふふふふふ…』
「「「「「・・・…」」」」」
「#NAME1#さん、怖いです…」
『ハハハ、とりあえず勝ってこい』
「#NAME1#ちゃん…目が笑ってない…」
体調管理シートを書いていき、コーチにとりあえず作戦的などを口頭で伝えていく
…まあ、だいたい征十郎に任せてるから特に話すことはないんだけども