第83章 ライバルが欲しい
翌日、大輝はしっかり放課後練習に来ていた
そのことにテツヤとさつきに涼太はとても喜んであたしにお礼まで言ってきた
…2人とも可愛いな←
「青峰くんが戻ってきてくれて…本当に良かったです」
「だよねテツくん!
青峰くん、私も心配してたんだからね!」
「俺も良かったッス!
青峰っち、部活が1on1ッスよ!」
「…ッチ、仕方ねーから付き合ってやんよ」
『はいはい勝手にどうぞ
で征十郎、今日のメニュー見せて』
「ああ、はい」
征十郎から今日のメニューの予定をもらって確認していく
そこには無駄がないキレイな字でメニューの予定が書いてあった
さすがは英才教育を受けた子!
『んーと、ここのスリーメンはいらないかな
代わりにシャトルラン入れようか』
「#NAME2#なんで練習メニューの確認してんだよ
お前の仕事体調管理だろ?」
『あれ、大輝知らないんだっけ』
「青峰はあの日居なかった
それに練習にも来ていなかったから、知らなくて当然なのだよ」
『…そうだっけ?』
「そうですよ
青峰くん。#NAME2#さんは白金監督の代わりに新しい監督に就任したんです」
「か、監督!?」
「はい」
テツヤの言葉に驚いたのか、口をパクパクさせている大輝にあたしはドヤ顔を決める
それに対して大輝はあたしの表情にイラついたのか青筋を立てている
…あたしは悪くない
「あ、そうだ#NAME1#
理事長が新監督呼んでこいって言ってた!」
『さつき…それいつの話?』
「放課後始まってすぐだけど…?」
『先言ってよ、あたし怒られる!
てことで言ってくるから練習始めてて!』