• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第83章 ライバルが欲しい









『大輝、テツヤには…謝った?』


「謝れてねーよ」


『謝りたいと、思ってる?』


「…お前から平手打ちされたとき、後悔した
あいつ、テツになんてこと言っちまったんだって」


『…そりゃね、後悔してくれなきゃ困るよ』



遠い目をしながら大輝の話を聞き、それに相づちを打っていく

内容が1on1にならないことを不思議に思って口に出そうとすると、大輝がその話を持ち出してきた




「火神って奴との1on1なんだけどな」


『ああ、少し手間取ったでしょ
実はそれ気づいてた』


「ハッキリ言うと…あんな奴がまだ居たなんて思うと嬉しくて仕方ねぇよ」


『それは良かった』



いや本当に良かった

大輝が才能開花してそう時が経ってないせいなのか、原作5巻の1on1程の大差ではなく、むしろ接戦だったのだ




「…何か、バスケしてーな」


『それは練習したいって事…かな?』


「わりぃかよ」


『そんなことないけど』



こんなアッサリ行くことは計算外だったけど、むしろ嬉しくて自然と笑いがこぼれる




『あ、そうだ
涼太とも1on1してあげてね』


「黄瀬ェ?」


『大輝のコピーするって張り切ってるよ』


「あの野郎…俺をコピーするなんざ100年早ぇんだよ」


『100年なわけないでしょ』



そこから大輝の話があいつとの1on1は楽しみにしてやってもいい。的な話で、救えて良かったと心から実感した












/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp