第8章 優勝商品と
『あの、いつまで目を瞑ってれば…』
「もうちょっと待ってて?」
はぁ…今何時なんだろ
集合時間までには間に合うだろうけど
そんな事を考えていたら『最後!』と言って#NAME4#さんは唇にグロス(恐らくだが)塗った
それでOKをもらって目を開けると
『・・・特殊メイクですか?』
特殊メイク並みに顔がキレイになっていた
さらに髪も、いつもと違ってふわふわしている
「まさか!
メイクと髪を巻いただけよ?」
・・・#NAME4#さんすごいな
ここまでキレイになるとは思ってなかった(自画自賛だが)
「ほら!
早く行きなさい、愛娘!」
『っ!
い、行ってきます!お母さん!』
玄関に行って靴を履こうとすると、キレイに揃えられている見慣れないヒール
…ここまで用意してくれたのか、色々と感謝しかないなぁ