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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第80章 マネージャー辞めます







体育祭が終わって一段落!という訳にはいかず、今日も変わらず帝光バスケ部は練習中

今はミニゲーム中で大輝とこの間2軍から上がってきた7番の男の子(7番くんと命名)の一騎討ちなのだが…




「あっ」


大輝のどこか真剣さが足りない状態で抜き、紫原へとパスした




「おおっ、だがヘルプも早い!」



「………」



「うおっ!?」


「うおお、ナイッシュー」


「あの巨体でなんつー動きだ」



「ちょっ…紫原っち、今のスピン相当早くないッスか?」



「んー…そう?
テキトーにやっただけだけど…けどなんかー…力が湧いてしょーがないんだよね~

本気出したらつい味方でもヒネリつぶしちゃうかもしんない」



「……へぇ」



その光景を見ている征十郎は何かを思い悩んでいるようだった

それに対し7番くんに話しかける大輝
返答が気に入らなかったのか、舌打ちをして練習を再開し始めた


その後の練習もどこか不穏な空気が流れており、あたしはどうすれば良いのか分からなくなった












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