• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第79章 体育祭しましょ








『征十郎』



「なんだい?」



『そろそろ周りからの目が痛いんだけど』



「仕方ないね」



『いやさすがに5分も抱き締められると暑いわ』



パタパタと手であおぎながら作業を続ける


しばらくすると結果が完全に出て、征十郎がいる組が1位で納得した

ちなみに2位の組は赤組で、あたしがいる組だ




『つっかれたぁー』



「次にダンスがあるんだが…#NAME1#は出ないのかい?」



『生徒会の仕事で出ないって言っちゃった』



「…出たくなかっただけだろう?」



『人前で踊るのは避けたい』



「1人だったら良いのかい?」



『…さぁ』



曖昧な返事をしつつ、目の前で始まっているダンスを見る

ちなみに征十郎も音楽担当なので不参加だ




『去年、踊ったなぁ…懐かしい』



「…最近#NAME1#は思い出す素振りをよくしてないかい?」



『…思い出す?』



確かに原作を思い出したりはしているけど…そんな目立つほどしてたかなぁ




「それよりいいのかい?
次の競技、リレーなんだが」



『あ、準備してくる!』



…やっぱ観察能力、高いなぁと思いつつ歩いてリレーの準備をするために赤組の集合場所を目指す

その時にも、原作のことを思い出していた













/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp