第79章 体育祭しましょ
去年と同じく開会式とラジオ体操が終わった後、涼太と紫原と一緒に赤組の集合場所に居た
そこで虹村先輩がハチマキを配っており、差し出してきた
「おい#NAME2#、これお前のハチマキな」
『うぃっす』
もらったハチマキをおでこの方で結ぶと見えないため、去年と同じくカチューシャ風に結ぶ
「黄瀬と紫原もほら、受けとれ」
「どーもッス」「ん~」
『虹村先輩あれですか、雑用係とかやってるんですか』
「何言ってんスか#NAME1#っち!
主将、赤組の団長ッスよ」
「え~、俺知らなかったー」
『あたしも知らなかったー』
「…お前ら事前練習の時とかの挨拶聞いてなかったのかよ」
『疲れちゃって』「面倒だから~」
あたしと紫原の発言に頭を抱える虹村先輩
やっぱこいつらまとめらんねぇ…と呟いてからハチマキを配りにまたどこかへ行ってしまった
『虹村先輩が団長かぁ…』
「別に誰が団長でも変わんないでしょ~」
『いや変わるだろ』
《ただいまより、騎馬戦を行います
出場する男子全員はー…》
「あー、俺行かなきゃ~」
「#NAME1#っち、行ってくるッス
ちゃんと見てるんスよ?」
『頑張ってー、虹村先輩、紫原ぁー!』
「酷いッス!」
『冗談だから
早く行ってこい』
「…はいッス!」