• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第79章 体育祭しましょ













「できたッス!」



『片側が…重い』



「そりゃサイドポニーッスから、当たり前ッスよ」



『まあいいや
これ崩れやすいらしいけど、大丈夫?』



「大丈夫ッス
崩れにくいやり方も調べてきたんスから」



『じゃ、信じとく』



結んでいるのにお腹あたりまである髪に重さを感じつつ、指先でくるくるといじる




「#NAME1#っちの髪、キレイなオレンジ色になっちゃったッスね
目もキレイなグラデーションッスし」



『それみんなから言われるんだよね…
しかも、体調管理の眼的なの使うと眼の色変わるらしい』



「そうなんスか?」



『うん
この間さつきから教えてもらった』



「俺も見てみたいッス!」



『んー…オッケ』



少し眼に意識を集中させて、涼太を見る

悪い場所、体温、精神状態など、今まで出てこなかったものまで出てきて驚いた

だけど、悪い場所はないようでその情報だけがスッと消えた




「黄緑、ッスね」



『…黄緑?
また中途半端な…』



「でも今はやっぱピンクから黄色のグラデーションッスね」



『…へぇ』




少し自分がどこの立ち位置に入るのか考えながら、また自分の髪をくるくるといじる

あ、髪のことで思い出したけど、涼太にお礼言ってない…よね




『涼太』



「なんスか?」



『髪、ありがと』



「#NAME1#っちなら、いつでも結んであげるッスよ!」



ニコりと笑った涼太の顔は少し赤く、どこか清々しかった













/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp