• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第79章 体育祭しましょ















監督が倒れてから数日、この間先輩達と話した体育祭がやって来た

本音を言ってしまうと大輝とテツヤの状況が気になるのだがこの時期と決まってるのだから仕方ない





『えー、テストテスト
ただいまマイクのテスト中…』



マイクのテストを終了し、カチリと電源ボタンを切る

去年はこの時間帯…寝れてたのに生徒会の仕事なんてひどすぎだろ、おい




「#NAME2#、あとお前の仕事午後からだから組の方行っていい」



『了解です
じゃあお疲れでした、会長』



「午後にちゃんと来いよ」



『はーい』



会長からの指示をもらって、赤組の集合場所ではなく、人がいない木陰の方へと歩き出す


途中でパシッと腕を捕まれて後ろを向くと、黄色の髪をした奴がニコニコしながら走り出していた

つまりそれは、腕を捕まれているあたしも走るということだ




『涼太、今年も何かあったの?』



「そうッスよ!」



『…あたし木陰の方行きたいんだけど』



「別の木陰で許して欲しいッス!」



『目的地木陰なんだ!?』




涼太の一言に笑いながら腕を引かれて木陰を目指す

その後ろ姿が去年より少し大きくなっていて、どこか胸がドキリと鳴った












/ 704ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp