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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第78章 監督の変更











『あ、おはよ征十郎』



「おはよう#NAME1#」



3年生が引退した日の夜、コーチから朝に話をしたいとの連絡を受けたために学校に早くから来ていた

ちなみに内容は原作で見ているため、おおよそ予測はできる





「先ほど職員室に行ってきたのだが、早く着きすぎてしまったみたいでね
時間を潰そうと思っていたんだよ」



『じゃあ体育館でも行く?
ドリブルの音、するし』



「今日は朝練ないはずなのだが…」



開いてる扉から中を征十郎と覗く

その中では、テツヤが頬をむぃーっとつねりながら引っ張っていた




「黒子」



「!」



「今日は朝練はないはずだが…」



『おはよテツヤ
まあ、言うことは征十郎と同じかな』



「赤司くん、#NAME1#さん
…いえ、なんとなく早く起きてしまったので…」



「そうか…
ちなみにさっきのは何をしていたんだい?
むぃーって」




「見てたんですか
…なんというか、まだ実感が湧かなくて…
去年の今頃僕は3軍で…しかもいくら練習はしても全く通用せず、昇格はおろか部を辞めようかさえ思っていました」




『…』




「それが今は1軍でみんなと一緒に戦って、優勝まで経験させてもらった
うれしいと思う以上に、夢のようで信じられません

そう考えていたときにそのきっかけをくれた2人が現れた
これを機会に言わせてください


赤司くんと#NAME1#さんのおかげです
ありがとうございます」




少し顔を下げて、お礼を言ったテツヤ

それに対してあたしは目を見開き、征十郎は少し幼げな表情をしていた













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