第77章 3年の引退
「あ、そうだ#NAME2#」
『今度は何ですか?』
「お前、赤組だろ?」
『…涼太、紫原、あたし達って赤組なの?』
「え、そうッスよ!
ね、紫原っち!」
「え~、俺寝てたから知らなーい」
あたし2年連続赤組なのか…
嫌ってわけではないけども、なんと言うか…どことなくつまらない
「あ?
お前らまた一緒なのか?」
「まあ…涼太とは2年連続クラスが一緒ですから」
「ちげーよ
今年また赤組なんだよ、俺」
『だって涼太』
「主将はリレー、出るんスか?」
「ああ、出んけど」
『…今年もですか』
「何々?
#NAME1#ちん、リレー出るの?」
『知らない』
「出るんスよ!
#NAME1#っち俺とリレー出るッス!」
『…あれ、あたし知らないんだけど』
「#NAME1#っち、その時提出用の紙を書いてたッスよ」
『…そりゃ覚えてないわ』