第2章 赤いカレ
「初めまして、赤司征十郎だ
君のお母さん、#NAME4#さん達にはいつもお世話になっている」
…赤司?あ、同い年
え、髪赤いな、てかあれ?
『あ、初めまして
赤司くん、ですか?』
「?あぁ、そうだが
自己紹介したばかりだろう」
赤司くんだー。わー、格好いいなぁ
…え、赤司くんだと!?
ジッと顔を見ると真っ赤な髪に目、少し童顔な感じがまさしくあの「赤司」で、血が抜けたような感覚がした
「何で顔を赤くしたり青くしたりしているんだい?」
『あ、ごめんなさい。赤司くん』
「征十郎で良いよ」
『はっ、え!
いっ、いきなり名前呼びは、そ、せめて征「征十郎、だ」』
強制なんだなー。と溜め息を吐きたい衝動に駆られたが#NAME4#さんが居る前でそれはできないとこらえた
…て言うよりも、なんでここに居んの!?
ここ3次元!?2次元なの!?
「ふふ、仲良きことは美しきね
征十郎くん、 #NAME1#ちゃんのこと少し頼むわ」
「はい、任せて下さい」
ふわりと微笑む赤司…いや征十郎の笑顔はどうしても親でも殺す。のところを思い出してしまいどうしようかと悩んだ
できるだけ絡みたくないが、こうなってしまえば仕方ないことなのだろう