第76章 決意と変化
『…あれ』
髪がオレンジへと変化した?
うっわー、すごい…キセキの世代みたい…
…いや何でだよ!
「…#NAME1#っち、髪と目が…」
『げ、目まで変化してんの?』
「ピンクから黄色のグラデーションですけど…カラコンでも着けたんですか?」
『こんな場所で着けたくないわ』
…考えると、主要キャラ化か?
でもあたしの苗字は橙がついてない…いや、もしもの話だ
あたしが#NAME4#さんから苗字を断らなかったら、あたしは橙崎になっていたハズだ
『…なるほど』
欠けていたパズルのピースがピタリハマるようにすべてが繋がった
どんどん茶色く変化していく髪に橙崎という苗字、体調管理の目に主要キャラとの接触の多さ
すべては、オレンジという色のためだったのか…?
まあ、とりあえず今は何とかしてキセキ達のバラバラを止めないと…
「#NAME1#!
一緒に写真撮ろうよ!」
「そッスよ#NAME1#っち
髪の色も目の色も今は気にしないで喜ぼうッス!」
『いやそこ気にしようよ』
パッとあたしの両手を取る涼太、それに戸惑いながらもみんながいるところへ目指す
オレンジも、参加させてね