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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第7章 遊園地





次の練習終わりに遊園地に誘うと、意外にもみんな乗り気で来てくれることになる

緑間がラッキーアイテムの調達にちょうどいいとか言っており、緑間とか紫原は来ないんじゃないかと思っていたので疑って申し訳ないと心の中で謝っておいた

そして当日、目覚ましが鳴るより10分早く起きてしまう

それだけ楽しみにしているんだな、と顔を洗いに下に降りると朝にも関わらずハイテンションな雪さんが待ち構えており髪の毛のセットまでしてもらえた

集合場所に辿り着くと紫原と緑間が既に立っていた。緑間はともかく紫原は意外だ


『おはよー、早いね』

「人事を尽くしたまでだ」

「お菓子買ってきたよ〜」

『車の中汚さないようにね』
 
「おはよー!#NAME1#ちゃん!」

『さつき!』


青峰と一緒に現れた彼女はよく似合う服装をしている

相変らず可愛らしいとにこにこしていると道路に車が止まり、中から征十郎が颯爽と現れる


「おまたせ」

『リムジン…!』

「すげー車乘ってきたな赤司」

「運転手とは別に6人乗れる車だとこれかなと、ね」

『いやそれでもリムジンってすごいよ』


まあだからと言って征十郎がワンボックスカーに乗っているイメージもないなと考えながら車に乗り込む

着くまでの間トランプをしようという話になり、ババ抜きをすることになった


「よし!オレの勘だとこっちが…くっそ!ババじゃねえか!」

「青峰、うるさいぞ。もう少し静かにしてくれ」

「うるせーよ赤司!そもそもお前が全部1位になるからいけねぇんだよ!」


そのババ抜きには青峰が発案した罰ゲームが組み込まれていた

やめた方がいいと言ったのだが、彼らはまだ赤司征十郎無敗伝説を知らないため、1番ビリが多かった人はバーゲンダッツを人数分買うと青峰自身が考えた

だが征十郎が今の今までずっと勝っているため彼の中では面白くないらしい






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