第8章 優勝商品と
さつきと別れて家に帰ってドアを開けると、#NAME4#さんが待ち構えていて
「うーん、これも良いけど、こっちも捨てがたいわね…」
『さすがにフリフリはやめて欲しいです』
「そうねー、遊園地だものねー
じゃあ何にしようかしら」
なぜか夕飯も食べずに明日の服装を一緒に考えてくれることになった
…それよりもどうしよう!
#NAME4#さんのテンションがおかしい、おかしすぎる!
でも、一緒に服装を考えてくれるって…
『嬉しい…な』
その自分でも聞き逃しそうな小さい声を#NAME4#さんはしっかり聞いていて、にこりと微笑んでくれた
そしてその手にはキレイに畳まれている白いチュニックがあった