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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第40章 キセキたちの救出





翌日、大輝は約束通りしっかり練習に来ていた

練習環境は変わらない。彼の相手になる人はいないかもしれないが、まだこれからがある

約束通り大輝を連れてきたことにテツヤとさつきはとても喜んであたしにお礼まで言ってきた


「青峰君が戻ってきてくれて…本当に良かったです」

「だよねテツ君!青峰君、私も心配してたんだからね!」

「オレも良かったっス!青峰っち、部活が終わったら1on1っスよ!」

「…ッチ、仕方ねーから付き合ってやんよ」

『はいはい勝手にどうぞ。で征十郎、今日のメニュー見せて』

「ああ、はい」


征十郎から今日のメニューの予定をもらって確認すると、真田コーチと征十郎が話し合いの上組んだであろう練習メニューが記されている

今の大輝ならミニゲームであの男の子に当たっても大丈夫だと信じたかった


「苗字なんで練習メニューの確認してんだよ。お前の仕事体調管理だろ?」

『あれ、大輝知らないんだっけ』

「青峰はあの日居なかった。それに練習にも来ていなかったから、知らなくて当然なのだよ」

『…そうだっけ?』

「そうですよ。青峰君、名前さんは白金監督の代わりに新しい監督に就任したんです」

「か、監督!?」

「はい」


テツヤの言葉に驚いたのか、口をパクパクさせている大輝にどや顔を決めると「来年の全中は無理かもな」と言われた

いやいやオレが居ればどんな相手も負けねえとか言ってたのどこのどいつだと思いながら真田コーチ指揮の下、練習が始まる






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